未完成の日々

-まだ知らないことばかり-

人間の悩みのほとんどは人間関係!「人生を変える思考スイッチの切り替え方 アドラー心理学」

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お疲れ様です。

最近心理学について気になってたので簡単に読めるアドラー心理学の本を読みました。

「人間の悩みはすべて人間関係」と最初の方に定義されていただけあって、人との付き合い方についての内容が多かったです。

というか私あんまり悩みがないんですが、わりと私が普段思ってることが書いてあって読んでて「私、アドラーかもしれん…」て思いました。(笑)

 

今回は私が読んでてアドラー心理学の肝かなって思ったごく一部のまとめと、最後に実際に私のまわりの人間関係の悩みについて思ったことを書いてみます。

本人にはわざわざ言わないのでね…。

 

自分を変えるのが一番簡単

人間関係の4大要素に、

・自分

・相手

・環境

・関係

がありますが、このうち最も変えやすいのは自分自身というお話です。

相手を変えようとしても、相手は相手の考え方や性格があってそう簡単に変わってくれないし余計に揉めたりするだけですよね。

関係についても急に自分の立場が上になったり、自分側の感情だけで知らない人から急に友達にとかもなれないし。

環境は転職とか引っ越しとかで変えるだけなら比較的簡単だと思いますがその先がうまくいく保証はない。

ということで人間関係の改善には自分を変えるのが最も簡単で確実っていうのがアドラー心理学の考え方のようです。

 

原因論と目的論

何かうまくいかなかったりすると、「どうしてこうなったのか」「なにがいけなかったのか」を考える原因論と、「これから何ができるか」を考える目的論という考え方があり、アドラー心理学では目的論が基本です。

起こったことはもう変えられないので、今持っている素材を使って目的を果たすためにはどうすればいいかという発想ですね。

何かをミスしたとき、ここからどう軌道修正をすればいいかを考えるのが効率いいですもんね。

もちろん、はっきりしたミスの原因があるなら次をそこを気を付けるって意識を持つのはいいと思います私は。

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ライフスタイル

自分自身の努力次第で性格は変えることができるというニュアンスを込められたライフスタイルというワードがアドラー心理学では重要な概念となっているようです。

・自己概念

・世界像

・自己理想

の3つの信念にまとめられていて、それぞれ問題のあるところを変えていくことで人間関係を改善していくということです。

自分がある仕事を苦手だと思い込んで拒否したり劣等感を抱えていたり(自己概念)、まわりのみんなが敵だと思っていたり(世界像)、自分が優先されるべき(自己理想)とか思ってたら人間関係がうまくいくとは思えないですよね。

…例があんまりうまくなかったかもしれないけど。

 

ライフスタイルは遺伝子などの気質や文化、家族布置などの環境で作られるものですが、自分に原因があるのだから自分で変えられるというのがアドラー心理学の注目すべき点ということです。

 

同じ家族布置や似た環境で育っていても同じ性格になるとは限らないのは、それぞれが自分自身でどうすべきか考えて行動を選択して生きてきたからです。

 

 

快適な人間関係の作り方

ここからは本の内容と絡めて私の友人の実例と私が思ったことを書いてみます。

ある友人の話

コミュ強で友達いっぱいいて病みそうにない友達がなんか最近ほんのり病み気味というか人が離れていくらしく「自分は性格悪いからみんな遊びたくないんだろうな~」とか自虐気味ポストをすることがありました。性格悪いの直したいとかもちらほら言ってたり。

でも私は思うんですよね、性格悪いってその人の主観でしかなくない?

よほどの大犯罪者とかだったらまあ大多数から悪という認識になるだろうし性格も悪いということになるだろうけど、普通に生活してる人間関係程度の性格の良しあしってあんま気にしなくていいと思うんですよね。

たとえば誰かが泣いてたり悩んでたりする時に特に慰めないとか、自分で考えなよとか冷たいことを言ってたとしても、こんな冷たい人とは付き合えない、性格悪いなって思う人もいるし逆に変な気休めとか誤魔化しもしないで本音で話してそうだから信用できるって思う人もいると思うんですよ。

結局友人関係を成立させるのって合うか合わないかってだけで性格の良しあしはあんま考えなくていいかな~。

 

で、この友達はコミュ強なわけですよ。

SNSで同じ趣味の人とかにガンガンリプライしたり、ちょっとやりとりしたら会って遊ぼうとかがっつり遊ぶタイプなんですよ。

私は真逆の超コミュ障で、SNSで知らない人にリプライすることなんかほぼないからやりとりするのは元々友達の同級生とかばっかりだし、この友人と遊ぶときに友人が呼んだ所謂友達の友達である人とも全然会話すらしない。

クラスとか会社とかでたまたまなんとなくフィーリングであ、この人ノリとか合うかも…って人とだけ付き合いが始まるタイプ。

 

つまり友達は合うか合わないかを考えることなく全方位つきあいを始めてるのでその中で結果合わなかった人が離れてるから減っているように見えてるだけで、厳選…というと聞こえ悪いけど合うって思う人とだけ付き合ってて元々友達少ない私からしたら全然普通なことなんですよね。

友達も別にみんながみんな離れてるわけじゃなくてよく一緒に遊んでる特に仲いい人たちも全然いるみたいだしね。

 

失ったものばかり数えるな!ってことです(笑)

 

アドラー心理学の本にも「嫌われないようには無理なこと」とあり、コントロールできないものは仕方ないのでどうしようもないことを気にする必要はないとのことです。

好き嫌いなんか気にせず、今の人間関係でどう行動すればいいかを優先して考えましょう。

 

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怒りは単独で発生しない

怒りっていうのは二次感情と呼ばれ、根底には不安や悲しみ、悔しさなど一次感情と呼ばれるものがまずあってそれが満たされない時怒りに変わっていくようです。

これはよく言われてますね。

ここで怒りの感情のままに怒鳴り散らしたり相手にぶつけたりしても対人関係は悪化してしまいますので、

相手に腹が立ったとしても、まず怒りの裏にある感情を探ってみるといいと思います。

この辺はアンガーマネジメントの本とか読んだらもっと色々書いてあるんだろうな。

私自身は怒りが抑えられずにぶつけることがほぼないので気にしたことはなかったんですけどね。

 

 

ということで、人間関係についての考え方がたくさんあったので人間関係にお悩みの方はアドラー心理学についての本を読んでみたらいかがでしょうか。

「人生を変える思考スイッチの切り替え方 アドラー心理学」は漫画やイラストで解説されている部分も多く、初心者でもとても読みやすくなっているのでおすすめです。

今回まとめてみたのもごく一部ですしね。

 

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それではまた明日!