未完成の日々

-まだ知らないことばかり-

ゴールデンカムイ 164話 悪兆

お疲れ様です!

今週は凄かったですね…濃い……。

 

尾形人間だった

先週どう考えても人間業じゃないスーパースナイパーぷりを炸裂させてた尾形ですが普通に具合悪くなってた・・・!!そりゃ具合悪くもなるわ。

むしろくっそ寒い中数時間同じ体制で血行障害というかエコノミークラス症候群的なやつとかにならないのが不思議なくらいですよ熱で済んで良かったな!!

 

 

勇作の幻影

私尾形って勇作自体にはさほど興味がないと思ってたんですよね。

中将の息子だとしか思ってなくて、あの時撃ったのも谷垣のように前々からどさくさに紛れて撃ってやろうとか思ってたわけじゃなくて、中将に話していた通りのことをその瞬間にふと思い立ってなんとなく撃ったくらいなイメージで…。

 

でもなんか今回のを見てるとわりと興味があるというか中尉すら無理だろうと思ってるのをわざわざ引き込もうとしてるし、遊郭に連れて行ってみたりなんかこう非の打ちどころのない勇作を汚してやろうというか落としてやろうというかなんというか子供っぽいことするなあと思いました。

 

 

たらしこんでみせましょうと言ってるしこの後もあの手この手で色々接したんでしょうね。来週も尾形っぽいし勇作を撃つに至るまでが描かれたりするんだろうか。

 

熱に浮かされた尾形が見た勇作の幻影が頭を撃ち抜かれた姿で、殺された恨み言を言うのではなく尾形を気遣う言葉を発しているのがすごく闇だなと思います。

きっと尾形はたらしこむどころか最後まで勇作のマイナスの部分を引き出すこともできなかったんだろうなっていう……。

 

鶴見中尉

鶴見中尉は鶴見中尉で何かしらは狙ってそうですよね。

勇作をひきこむことじゃなくて尾形が堕ちない勇作に失望したり何か行動することで尾形との関係を盤石にすることとか中将絡みのこととか…。

ちょっと関わるだけで何か企んでるだろうと思わせる中尉。

 

尾形に対して(勇作は)高貴な血統のお生まれだからって言ってくるのもこわいですね。刺してくるな~。

この勇作の高潔さを、鶴見中尉は高貴な血統と言って、尾形は愛されたかどうかだと思ってる(11巻)ところもいいですね…。

 

 

ていうか勇作可哀想すぎない??

11巻の回想だけだと、尾形と自分の立場知った上でこの距離感って結構やべーヤツだな…と思ってたんですが避けられてる自覚はありつつそれでも心を開いてほしくてめげなかったり、尾形に食事?に誘われてさぞ嬉しかっただろうし楽しかっただろうことと、さらに二次会(?)までも誘ってくれて浮かれた結果があれかと思うと…。

しかも尾形のことを咎めるでもなくむしろ折角距離を縮めようとしてくれているのに期待にそえなくて申し訳ないくらい思ってそうな…。

あとそこまで尾形に懐いていても乗せられるでもなくちゃんと断る強さがあるとこも好きです。すごく勇作の好感度が上がった。顔も出てないのに。ていうか死んでるのに。

 

 

 

白石&アシリパ

尾形が熱で動けないのをチャンスと見てアシリパさんに逃げようと提案する白石。

キロランケを狙って国境線で待ち伏せされてたことから誰かに動きを把握されていてこのまま進むと危険だということと、ウイルクの目的を知らないと言っていたキロランケは嘘をついてたということを根拠に説得していましたがこれ、白石は杉元を撃ったのが尾形の可能性に薄々気づいている様子だったし、キロランケのマキリがなくなっていた=誰かをどうにかしたかもしれないことには気づいてると思いますがその話はしないんですね。

まあ途中でキロランケが来なければその話もしたかもしれないけど。

あとアシリパさんは杉元とウイルクを撃ったのが尾形の可能性は考えたことないんだろうか?誰が撃ったか少しは考えそうだしそこで尾形を思い浮かべたりは…。

 

ただ、今回の白石への返答を見る限り、どうであれやることは変わらなそうですね。

強くてかっこいいなアシリパさん…。

でももしいつか杉元とウイルクを撃ったのが尾形だと判明したら、憎んだりはしないまでも、怒ってはほしいです。

 

 

てっきり今週はヴァシリがどうなったのかの顛末とかあるかと思ったのにまさかの放置(多分死んだ?)と尾形回想ですごく盛り上がりました。来週もめっちゃ楽しみ~!

 

それではまた明日!!

明日書かない可能性が高くても明日って言いますよとりあえず(笑)