お疲れ様です!
吾峠呼世晴先生の短編集を読みました。
私鬼滅の刃はまだ読んだことないんですが友達に呪術廻戦の新刊借りたら一緒に入ってた。(笑)
載ってる短編は4本なのですがとても好きだったので紹介します。
過狩り狩り
かがりがり と読むらしいです。
時代物和製吸血鬼みたいな感じで隻腕で盲目な主人公が鬼を倒す的な…。
鬼滅の刃のベースとなった作品らしいです。
雰囲気は好きなんですが、作者のコメントにも書いてありましたがちょっと読みにくかったですねこれは。
文殊史郎兄弟
もんじゅしろうきょうだい。
殺し屋ファミリーの話?
ファミリーといっても出てくるのは兄と弟だけです。
後ろの方に妹や両親の設定は載ってますが。
元々は連載用にかいてたので設定は色々あるみたい。
表紙のキャラクターがこの作品の殺し屋兄なんですが私おかっぱの男キャラ好きなんですよね…(笑)
この兄はわりとクールですがピアノ大好きでピアノを弾く以外なにもしたくない変人なのでそこもいいですね。
弟はなんというかぶっ飛んでます。でもちょっといいやつそう。
殺し屋だし別にいい奴ってわけでもないんでしょうけど。
なんともいえない後味の悪さがホラー漫画雑誌とかに載ってそう。
肋骨さん
邪気に憑かれた人を浄化する浄化師というのが主人公。
何故か河童のおともがいます。何故カッパ?
でもこれ結構好きだなあ。オムニバス形式で新しい話も読んでみたいのですが、読み切りとして結構綺麗にまとまっています。
蠅庭のジグザグ
これ、一番好きでした!
これを読んでほしくて紹介しようと思ったといっても過言ではない。
解術屋という呪を解く仕事をしている主人公ジグザグ。
諸事情で仕方なく解術屋をやってるので正義の味方感はなく、人に対してドライだし基本的には自分のことは自分でやれ主義。
関西弁(?)とたまに敬語?なしゃべり方もとても好き。
植物を育てていて武器や道具も植物なんですよ。
槌になる木とか呪いの痕跡を追える植物とか…。
不真面目そうな見た目や言動に対して花や木を育ててるギャップ的なところもいいですね~。とにかくこれを読んでほしいです。
あとがきによるとこれも連載用にネームは描いてたもののコンペで落ちたので短編にしたと…。なんでだー!!
私はすごく好きなのでいつかまた書いてもらえるようになんか・・・なんだろうジャンプのアンケートにでもかこうかな。
私の中では既にアニメ化決定です。(笑)
というわけでジグザグを是非読んでください。
あとこの本、装丁もすごいんですよねカバーはスルスルなマット加工でタイトルとか凹凸ある、箔押し?的なやつだし。kindleもありますがこれは紙がおすすめですね。
私も紙で買います。
この短編に載ってる話はどれも独特な雰囲気で、キャラの衣装とかデザインも結構奇抜で面白かったです。
これを機に鬼滅の刃も読んでみようかな。
というか、多分これを貸してくれた友達に貸されますね。(笑)
それではまた明日!