お疲れ様です!
宣言通りのリメンバーミーの話。
この前会社の人と一緒に観まして、その時は話しながら見てたんで流し見みたいな感じだったんですがそれでも結構良かったと思ったのであとでU-NEXTでみました。
はまりました。そして円盤を買ったのでありました…。
感想書きます。ネタバレあります。
あらすじ
ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。だが、彼の一族は代々、音楽を禁じられていた。ある日、ミゲルは先祖たちが暮らす“死者の国”に迷い込んでしまった。日の出までに元の世界に戻らないと、ミゲルの体は消えてしまう!そんな彼に手を差し伸べたのは、陽気だけど孤独なガイコツ、ヘクター。やがて二人がたどり着く、ミゲルの一族の驚くべき“秘密”とは?すべての謎を解く鍵は、伝説の歌手が遺した名曲“リメンバー・ミー”に隠されていた…。
映像が凄くきれい
死者の国に行くためにマリーゴールドの花びらが敷き詰められた橋を渡るんですがキラキラ光って人が歩くと舞う花びらが超綺麗。
そして到着した死者の世界は極彩色の世界でこれまためっちゃ綺麗。
サムネにしたこのBlu-rayのパッケージでもよくわかりますよね。
本編も是非画質のいいBlu-rayで見るべきですねこれは!
ちなみにこのパッケージ、フラッシュ撮影すると花火出るんですよガイコツの。
なんかちょっとうれしい。(笑)
キャラクターが魅力的!
主人公ミゲル
行動力が凄い。
音楽禁止の家族の中で、隠れて一生懸命ギターを練習していたり、音楽コンテストに出ようとしたり…。
そしてそのコンテストの前にギターを壊されたからと憧れのミュージシャンの墓にギターを盗みにいくという…(笑)
まあ家族のものだからちょっと借りるくらいいいだろう的なことだと思いますが。
死者の国に行ってからは赤いパーカーをかぶって顔はガイコツメイクをしますがこれがなかなか可愛いですね。
一方で、ダンテ(犬)にお前はダメ犬だ!呼ばわりしておきながら後に助けてもらった時はやっぱり最高だよ!!ってころっと評価を変えるなかなか調子いい面もありますね。さっきはごめんねとかワンクッションもないあたりまあ子供だしな…って。
でも音楽と家族両方は手に入らない、どちらか選ばなきゃいけないって言われた時にあれだけ抑圧されていても家族なんかいらない!ってならないでどっちも大事だから選べないってなるのは凄いなって思いました。
私なら勢いで家族なんかいらないって言っちゃいそう。
へクター
いかにもな私の好みなんですが。パッケージ右のガイコツですね。
飄々としていて、嘘はつくしお調子者だしでもややヘタレ…。
ちょっとズートピアのニックと似てますね。方向性的には。
でもいいやつなんですよ~。
憧れのデラクルスが悪いやつだと知って、帰れなくなるかもしれなくて焦るミゲルを大丈夫って抱きしめてくれるんですよミゲルとは喧嘩別れしたばっかりなのに。
い、いいやつだな~~~。
死者の国から生きてる人間のいる世界に行く条件が生きてる人が写真を飾ってくれていることなんですが、孤独なへクターは誰も写真を飾ってくれていなくて帰れない。
生きている人間で自分のことを覚えていてくれる人が一人もいなくなったとき、死者の国での存在さえ消えて二度目の死を迎えることになり、その時が近いへクターはどうしても娘に会いたくて、ミゲルに自分の写真を持って帰って飾ってもらうように頼むのです。
イメルダ
イメルダがまたかっこいいんですよ。
ミゲルが死者の国で会った先祖たちの中で一番古く一番発言力のある女性。
ミゲル一族の音楽嫌いはもとはと言えばイメルダの夫が妻子を置いて音楽家を目指し出て行ったことが発端ですが、元々はイメルダも音楽だ大好きだったんです。
今のミゲルの家族は音楽禁止という掟だけを押し付けてきていたので結構イラッとしたんですが、イメルダはミゲルにそういう経緯を話し、音楽は好きだったけどそれよりももっと大切なことがある、家族と音楽両方手にすることはできない、選ばなきゃいけないっていう説得の仕方をするので心に響きました。
好きなシーン
へクターが友人のチチャロンに歌ってあげるシーンがとても好きです。
生きてる人間に忘れられてしまったら消える、二度目の死。
もう自分でギターを弾くこともできない消えゆくチチャロンのために音楽をやめたへクターがやさしく歌ってあげるのがグッときますね。
へクターのような写真を飾ってもらえずに帰る家がない死者たちが集まってお互いをイトコとかおじさんとか呼び合って、孤独でも家族のように陽気に過ごしているのもなんだかあたたかみがあって良い。
歌もいい
この映画はミュージカルなので歌が沢山あるんですがへクターが娘のために作った歌の『リメンバーミー』がやっぱり良いですね!
このリメンバーミーはデラクルス、ミゲル、へクターが歌ってるので色んなバージョンがあるんですがやっぱりココの声が入っているミゲル、へクターがとても好きです。
イメルダはへクターに怒っていましたがココはお父さんのこと大好きでこの曲はへクターとココの絆の歌なんです。
ミゲルの歌でココがへクターのことを思い出し、ミゲルの声に重ねて歌いへクターのことも娘のことも思い出すところはもう泣きました。
それともう1曲、イメルダ(とデラクルス)が歌う『哀しきジョローナ』。
この曲がまたかっこいいんですよ…イメルダかっこいいしデラクルスの低音もいい感じ。
まあ劇中にこの歌が流れるところは歌どころじゃないんですけど。(笑)
エピローグ
ココがへクターを思い出した後、1年後のエピローグ的なシーンになります。
ミゲル一家も音楽を解禁。また死者の日が来て、へクターやイメルダも帰ってきて一緒に音楽を楽しみます。
でもミゲルにはへクターのこともイメルダのことも見えてないんだなあと思うとちょっと寂しくなりますね。
あとここ、魂の案内人になったダンテと、イメルダの案内人の猫ちゃんも現世の姿で出てくるんですが猫ちゃんが思いの外普通のかわいい猫ちゃん!!
死者の国ではヒョウみたいな巨大猫だったから元は虎みたいなイメージだけど普通の小さい三角耳の猫ちゃんでした。
そして1年後のエピローグでは亡くなっていたココ。
死者の国に行き、両親のへクター&イメルダと再開します。
へクターとイメルダの仲も元通りになったのか家族3人仲良しでとても幸せそう!
ただ、ココには旦那がいると思うんですが旦那はどうなったんだろう(笑)
あのこのシーン、へクターの服が綺麗なんですよ!
ミゲルが死者の国にいた時、へクターは破れたボロボロの服を着て裸足だったんですが、ジャケットの破れた袖はとっぱらい袖なしで縫い目は整えられたジャケットになり、ズボンはつぎはぎで縫い直されてロールアップ、そして靴もはいている!!
ミゲル一族はへクターと別れたあとイメルダが靴を作り始めて代々靴屋なのでこれはイメルダが靴を作ってくれて服も直してくれたんでしょうね!これがまた感動しました。
という感じで 、すっかりリメンバーミーにはまってしまった最近なのでした。
てかズートピアも会社の人んちで見て後に買ったし着々とディズニーにはまっているな…。
U-NEXTだと毎月もらえるポイントで実質無料的に観れるし他の動画サイトでも配信してるでしょうし是非見てみて下さい!
それではまた~。