未完成の日々

-まだ知らないことばかり-

ゴールデンカムイ 165話 旗手

お疲れ様です!

まさかの勇作表紙ですね165話

ていうか手前で倒れてる人尾形かと思ってビビった…。

Twitterで見た入れ替わり説さすがにそりゃないだろーwwと思ってたのを思い出してしまった。

 

勇作は殺さない方向だった

というより、殺す殺さないって中尉と決めるようなものだったんだ…。

前回書いたような気がしますが尾形が勇作を撃ったのは撃つその時にふと思い立って撃ったと思っていたので、これがちょっと意外でした。

正義感の強い者は操りにくいけど、皆の心をつかんだ勇作は操れればかなり有益ということなんですかね?

鼓舞されてる中に見知った顔が何人かいますね。二階堂はどっちかな?洋平かな?

 

ウイルタのお守り

授乳ジロジロ見てる白石普通に気持ち悪いな(笑)

ていうかオチンチン痛くなるの普通に大丈夫?遊郭関係ある???

 

尾形はこのくらいの熱大したことないとか前回言ってましたが、頭が痛いっていう症状はちゃんと(?)報告してたんですね。

 

夜中のお呼び出し

もう不穏な空気しかない。

人を殺さない勇作に自分だけ手を汚さないつもりかと詰め寄る尾形。

ロシア人捕虜を連れてきて勇作に殺せと迫る…。

なんだかんだ理屈を並べてますが『勇作殿が殺すのを見てみたい』っていう言葉が言い方が急に子供みたいというか純粋でとても怖いですね。

壊れてるなあ…。こんなに壊れてるのに普段の軍人としての尾形は普通にしっかりして優秀なのがまた怖いですね。まさに歪み…。

 

父の考えでは殺さずに偶像になることで皆に勇気を与えるから殺すなと言いつけられているという勇作…。存在自体が尾形にとっては地雷のようなものな勇作から出る父の言葉にもう嫌な予感しかしない。

 

みんな知ってることしか知らない

殺した相手に対する罪悪感なんてない、みんな俺と同じはずだという尾形に対し、兄様はけしてそんな人じゃない、人を殺して罪悪感を微塵も感じない人間がこの世にいて良いはずがないという勇作…。

 

この勇作の言葉、この世に「いるはずがない」じゃなくて「いて良いはずがない」っていうのがまた…。

いて良いはずがないっていうのは存在否定というよりは、もしいるなら(罪悪感を)知ってほしい的なことなんですかね…。いやでも兄様はそんな人じゃないと言ってるしな…。

そんな人じゃないもこれまでのやりとりで実際何かそう思う根拠があったのか、思い込みというか希望的なことなのかよくわからないですね。

 

この二人は根本的に違いすぎて、絶対わかりあえないんですよね少なくともこの時は。

勇作が尾形を理解していないように、尾形も勇作が理解できない。

それなのに二人とも、相手にも自分と同じところがあるはずだと思って働きかけてる…。

 

勇作が地雷踏みすぎて無神経とか理解なさすぎって結構言われてるけど、考え方全然違った上で近づきたいってなったら結局ぶつかるしかないんですよね…。

普通は合わなかったら関わらないのが正解ですが勇作は兄弟になりたかったのだし…。

 

今まで11巻の回想見ただけだと浅慮なハッピーお花畑と私も思ってましたが少なくともそうではなかったなと思います。尾形がちょっと歪んでるのわかってたような印象。

 

 

振り返る勇作

ここまでの回想って、熱で寝込んでいる尾形が昔の夢を見ている形だと私は思っていたんですが、この振り返る勇作のおそらく幻影を尾形が見たのは、撃ったその時でここまで含めてを夢に見たのか、その時は見てないけど今この夢の中でみたのかどっちなんだろう?

そしてこの勇作の表情がどういうものだと尾形は何を思ったんだろう。

何にせよ、何年も経った今でも勇作の幻影を見たり思い出したりしているくらいだから、勇作のあの言動は多少なり尾形の感情を動かしていますよね。

小さいころからずっと望んでた両親よりもつい最近会ったポッと出の弟が一番爪痕残しているのはなかなかすごい…。

『いつかきっと分かる』って別に自分が教えてあげますじゃなかったしな…。

もうすでに罪悪感の片鱗は見えている気がしますがいつか尾形がそれを自覚する時が来るんでしょうか?

 

その前に目が覚めた尾形の顔と勇作と重なるアシリパさんがめっちゃ不穏でこわい。

来週も気が抜けませんね!!

 

それではまた明日!!!